平成25年度の協会けんぽ(全国健康保険協会)の保険料率は各都道府県ともに据置きとなりました。
ただし、基本保険料率と特定保険料率の割合は変わっています。
給料明細に保険料の明細を表示されている企業様はご注意ください。
さて、協会けんぽのHPで平成25年度の保険料率のページを見ると、次のようなデータが掲載されています。
【協会けんぽの支出内訳(平成25年度予算案にもとづく見込み)】
加入者の医療費等 | 51.6% |
高齢者の医療費を支えるための拠出金等 | 40.4% |
加入者が病気で職場を休んだ際の手当金等 | 6.1% |
健診・保健指導費 | 1.0% |
協会の事務経費 | 0.6% |
【支出に占める高齢者医療への拠出金等の伸び率予測】
平成23年度支出 | 38.1% |
平成24年度支出(見込み) | 39.7% |
平成25年度支出(見込み) | 40.4% |
高齢者医療についての支出が4割を超えることが予想されています。
社会全体としての医療費の抑制を推進しつつ、負担と給付の在り方も考える必要があるかもしれません。