年始のご挨拶(2021/1/8)
明けましておめでとうございます。
ただ残念ながら、あまりめでたい気分の方は多くないかもしれません。
新型コロナの新規感染者数や重症者数は日を追うごとに最多を更新し、
年明け早々に緊急事態宣言が発出されました。
コロナによる失業者数は約8万人と報道されていますが、
おそらくこれは把握できている人数のみであり、実際はより多くの方が職を失っています。
また収入の減少に苦しんでいる方はさらに多くいらっしゃるのでしょう。
社労士ができることは何だろうと考えます。
社労士の主業務たる雇用保険や社会保険は、失業や病気などによる所得の減少や喪失を補います。
まさに現下の状況のように失業したり健康不安に直面したときにこそ、
社会保険がその本領を発揮します。
ここで重要になるのは平時の適正手続きです。
平時に適切な手続きを行っていれば保険給付を受けることができますが、
その手続きがおろそかになっていれば保険給付を受けられないかもしれません。
この備えに資することこそ、社労士の存在意義であろうと考えます。
改めて、社労士としての役割を全うできるよう務めていきたいと思います。
今年もよろしくお願いいたします。