子ども・子育て拠出金率の改定(2019/4/13)
平成31年4月より子ども・子育て拠出金率が1,000分の2.9(0.29%)から
1,000分の3.4(0.34%)に改定されました。
この改定は、平成31年4月分(5月納付分)からの適用になります。
子ども・子育て拠出金なんて知らない、という方も多い気がします。
年金事務所から毎月送られてくる納入告知書の中に、
健康保険料や厚生年金保険料とともに記載されており、
気にしていないと分からないかもしれません。
この子ども・子育て拠出金は、全額が事業主負担です。
子ども・子育て支援新制度において、仕事と子育ての両立は労働力確保に資するものであり、
社会全体で取り組むべき課題であることから、
制度の一部である企業主導型保育事業などにこの子ども・子育て拠出金が充てられています。
この10月に消費税が引き上げられますが、
そこから確保される0.7兆円程度の増収分も、
この子ども・子育て支援新制度の財源に充てられます。
子どもに関する施策は国の存亡にかかわる重要なものです。
良いお金の使い方をしていただきたいと思います。