令和4年度協会けんぽの保険料率(2022/2/10)
令和4年度の協会けんぽの健康保険料率及び介護保険料率が、
協会けんぽのHPに掲載されています。
東京都の健康保険料率は9.81%(令和3年度9.84%)となり、前年度比で0.03%下がっています。
介護保険料率は、全国一律で1.80%から1.64%に引き下げとなっています。
これらの保険料率は、一般の被保険者は3月分(4月納付分)から、
任意継続被保険者については4月分(4月納付分)から適用となります。
なお、東京近県の協会けんぽの健康保険料率は以下のようになっています。
埼玉県 9.71%(令和3年度9.80%)
千葉県 9.76%(令和3年度9.79%)
神奈川県 9.85%(令和3年度9.99%)
詳細は、下記のURLより、全国健康保険協会(協会けんぽ)ホームページをご参照ください。
https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g7/cat330/sb3130/r4/220202/
新型コロナの影響によって、健康保険財政の先行きも不透明になっています。
経済状況が悪いために平均標準報酬月額の落ち込みがある一方で、
医療給付費は受診控えやそのリバウンドなどもあってその影響を測りかねているようです。
少なくとも、基本的な赤字構造が解消されているとは言えない状況です。
健康保険財政に限りませんが、コロナの影響は今後も続くと考えられるので、
それを見据えた対応をしていく必要がありそうです。