地域別最低賃金額の改定状況(2021/9/3)
令和3年度の地域別最低賃金改定状況が厚生労働省HPに掲載されました。
今年度に示された引き上げ額の目安は全国加重平均で28円でした。
昨年度の目安はコロナの影響により据え置きとされていたため、
今年度の引き上げは大きなものとなりました。
この目安を受けて東京労働局の審議会においても
企業側の委員からは反対意見が出され採決では退席や棄権も出たそうですが、
結果は賛成多数で引き上げ案が認められました。
これにより、東京都でも令和3年10月1日より最低賃金が1,041円に上がることになりました。
令和2年度の東京都の最低賃金は1,013円だったので、目安通り28円の引き上げです。
改定後の全国加重平均額は930円と昨年度の902円から28円の引き上げとなりました。
また、最低賃金の最低額は820円で沖縄県と高知県です。
最高額は東京都の1,041円なので最高額と最低額の金額差は221円(昨年度221円)です。
最低賃金の差は昨年度と変わらずとなっています。
まだ報道発表資料としては公表されていないようですが、
詳しくは、下記のURLより厚生労働省のHPをご参照ください。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/minimumichiran/