ワクチン接種に関する休暇や労働時間の取扱い(2021/7/2)
コロナのワクチン接種が進んでおり、やっと一般の年齢の方々にも接種が広がってきました。
ワクチン接種の広がりによって経済活動に活気が戻ることを期待します。
さて、働く方々にワクチン接種が普及していくためには、そのための時間の確保が必要です。
弊所にもワクチン接種のための特別休暇を作ろうと思うのだけど、という相談がありました。
行政の見解として以下のHPをご紹介いたしました。
厚生労働省HP
新型コロナウイルスに関するQ&A(企業の方向け)
問20<ワクチン接種に関する休暇や労働時間の取扱い>
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00007.html#Q4-20
また一方で、会社の制度として整備するにあたっては
より深い議論が必要ではないかということも示唆させていただきました。
そもそも予防接種は任意のものです。
事情があって受けたくても受けられない方もいらっしゃいます。
ワクチンハラスメントにつながらないように気を付けていただきたいところです。
また、予防接種はコロナだけではありません。
インフルエンザその他の予防接種も大切なものです。
もっと言えば予防接種だけの問題でもありません。
特別休暇だけでなく、働き方全体を検討してみても良いのではないかと考えます。
残念ながら東京では新規感染者数は再び上昇傾向に転じています。
世界を見れば、ワクチン接種率が上がっても感染者数が再拡大している国も見受けられます。
まだ先は長そうです。