年度更新の受理業務(2021/6/25)
労働局にて年度更新受理業務を行ってきました。
まだ6月ということと、やはりコロナの影響があったのか来場される方は少なかった印象です。
個人で処理したのは40件程度だったかと思います。
午前中はほとんどお待ちいただくことなく、
午後はお昼過ぎと終了間際の時間帯に多少お待ちいただきました。
ご来場された方は、記載方法が分からない、計算に自信が無いという方が多かったですが、
コロナの影響で店舗を閉じ、閉鎖の処理のために遠方からご来場された方や、
何とかここを持ちこたえるために還付請求の手続きをされる方もいらっしゃいました。
例年よりも厳しさを感じたところです。
ご相談に乗りたいと思うのですが、賃金資料をご持参されておらず、
具体的なお話をすることができない方もいらっしゃいました。
令和2年4月から令和3年3月までの賃金資料をご持参されることをお勧めいたします。
聞くところによれば、雇用調整助成金を受けるために、
昨年は労働保険の成立を行ったところも多かったように聞いています。
そのような方については年度更新に不慣れで、気づかない方もいるかもしれません。
基本的に雇用調整助成金の原資は労働保険料(雇用保険)です。
申告納付をご失念されないようお願いいたします。
なお、今年度は昨年度のようなコロナ対応の納付猶予の特例というのはありませんが、
通常の納付猶予制度はあります。
ご検討されるようであればまずは電話等で相談してみると良いかもしれません。
詳細は厚生労働省の以下のHPよりご確認ください。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/hoken/yuuyo.html