令和3年度雇用保険料率(2021/2/19)
令和3年度の雇用保険料率が厚生労働省のHPにアップされています。
昨年度に引き続き変更無しとなっています。
令和3年度の雇用保険料率は以下のとおりです。
●一般の事業 9/1000
うち、労働者負担:3/1000、事業主負担:6/1000
●農林水産・清酒製造の事業 11/1000
うち、労働者負担:4/1000、事業主負担:7/1000
●建設の事業 12/1000
うち、労働者負担:4/1000、事業主負担:8/1000
下記のURLより、厚生労働省ホームページをご参照ください。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000108634.html
なお、高年齢労働者の雇用保険料の経過措置の終了に伴い、
令和2年4月1日から高年齢労働者についても雇用保険料の納付が必要になっています。
今年度の労働保険料の計算の際にはご注意ください。
(2020/3/20のブログをご参照ください)
令和3年度の雇用保険の保険料率は上記のとおり変更無しとなりましたが、
雇用保険財政はコロナの影響によりかなり厳しい状況になっています。
失業者の増加や雇用調整助成金の支給によって支出は大きく、そして長期化しています。
根本的な解決としては、やはりコロナを押さえ込み経済を上向きにすることなのでしょう。