国のお金の回し方(2019/2/9)
この時期には雇用保険料の来年度の見通しが出ており、このブログでも記載していました。
平成31年度の見通しもすでに出ており、平成30年度の料率が据え置きとなる見通しなのですが、
不正統計問題が頭に引っかかって、ブログを書く気が起きませんでした。
もし仮に、雇用保険料を決めるための基礎資料が誤っていたとしたら、
そこで出された判断というのは適切なものなのでしょうか。
統計の不正が判明している今、それが訂正されることはないのでしょうか。
様々な議論を聞いていると、マンパワーの不足が原因の一つという声があります。
それは厚生労働省だけでなく、これまでの様々なトラブルの際にも聞こえてきました。
例えば、児童虐待に対応する児童相談所の人員の不足然りですし、
他にもマイナンバーの漏洩問題などでも、取り沙汰されたところです。
必要なことをしようとすれば、必要なお金がかかるものです。
それを削減しようとすれば質が落ちるのは当然です。
不必要なことにお金をかけて、必要なことにお金をかけてないのではないか。
そんな疑念を抱いてしまいます。
今の日本は、赤字国家で借金大国です。
お金の回し方が下手な国ということでしょうか。
皆様が納める税金や社会保険料は、いったい誰に預けるのが良いのでしょうか。