有給消化率(2019/1/26)
先日、労働基準監督署への対応の一環として、有給消化率について少し調べました。
今年の4月からは有給休暇の取得義務化が始まります。
労基としても注目しているところなのでしょう。
さて、この有給消化率。
どのように計算すればよいか、悩むところだと思います。
例えば、厚生労働省の平成30年就労条件総合調査の中では、以下のように計算されています。
取得率 …取得日数計/付与日数計×100(%)
・付与日数…繰越日数を除く
・取得日数…平成29年(又は平成28会計年度)1年間に実際に取得した日数
つまり、ある1年間に付与した日数のうち、同じ1年間で取得した日数の割合です。
前年から繰り越した日数は分母(付与日数)には含んでいません。
上述の調査結果では、労働者1人平均取得率は、51.1%となっています。
さらに男女別や企業規模別、業種別なども掲載されています。
皆様の会社ではどのような取得状況になっているでしょうか。
法改正を機に、検証してみてもよいかもしれません。