2018年冬のボーナス見通し(2018/11/17)
2018年11月16日、経団連が大企業の冬のボーナスについて1次集計をまとめ、公表しました。
それによると、平均妥結額は956,744円と前年比で3.49%増えており、
過去最高を更新したとのことです。
調査対象となっているのは、原則として東証一部上場、従業員500人以上など大企業です。
また1次集計なので、春季労使交渉で冬のボーナスを決めた企業が主な対象のようで、
よって、2018年3月期の業績、つまり前年度の業績が反映されやすいようです。
それでは、全体的にはどのような見通しなのでしょうか。
少し調べてみました。
例えば、三菱UFJリサーチ&コンサルティングのホームページから引用すると、
「2018年冬の民間企業(調査産業計・事業所規模5人以上)のボーナスは、
企業業績の拡大が続き、労働需給が極めてタイトな状況下で、
前年比+3.0%と堅調に増加すると予測する。」との記載がありました。
みずほ総合研究所のホームページから引用すると、
「2018年冬の民間企業の一人当たりボーナス支給額は、前年比+2.0%と2年連続の増加を予想。
所定内給与、支給月数ともに前年対比で増加する見込み。」とのことです。
中小企業の皆様はそろそろ冬のボーナスを考えている頃でしょう。
ご参考にしていただければと思います。