新規適用事業所に対する事業所調査(2018/10/20)
先日、年金事務所による新規適用事業所に対する事業所調査の対応をしました。
今年は、いわゆる定時決定時調査が無いということでしたが、
弊所では、10月現在までで複数の適用事業所調査に対応しており、
総合的な調査は無いにしても、各年金事務所で個別に調査を進めていることが分かります。
先日の調査は、法人設立して約1年というタイミングで調査の案内が届きました。
法人設立時から弊所で社会保険のお手伝いをさせていただいており、
被保険者も若干名であったため、調査自体ごく短時間で済み、指摘や指導もありませんでした。
会社法の整備によって、会社の組織再編が活発になったり、
社会保険の適用拡大によって会社の大規模化を避ける傾向があったりして、
会社の設立時点から従業員が多数存在することも多くなりました。
小規模の会社だから、会社が設立したばかりだからと言って、
年金事務所の調査に該当しないであろうという期待はすべきではないと思います。
むしろ最初が肝要と思います。
最初に不適切な手続きをしてしまうと、ついついそれを継続してしまい、
後からそれを是正しようとするとハードルが高くなってしまいます。
ぜひ適正手続きをお願いいたします。