年金事務所からの調査のお知らせ(2018/6/23)
年金事務所では定時決定の際に合わせて調査を行う「定時決定時調査」を実施していました。
今年はその「定時決定時調査」の実施が見送られることが分かっています。
一方で、「総合調査」という調査があります。
これは定時決定とは別に、通年で実施されているものではあるのですが、
年金事務所によっては、定時決定のタイミングに合わせて行うところがあります。
弊所のお客様でも、この総合調査に該当する事業所様がありました。
この「総合調査」は過去2年分の資料を持ってくるよう要求されます。
具体的には、労働者名簿、出勤簿、賃金台帳、源泉所得税領収書や社会保険の決定通知書などです。
通常業務の中で整理をしていないと、これを2年分揃えるのはなかなか大変です。
そして、重いです。
指定された日時は、連絡すれば変更してもらうことも可能です。
資料についても、あまりに量が多い場合など持参が困難な場合は、
相談に応じてもらえる場合があります。
調査を受けるというのは、ネガティブに受け取りがちだと思うのですが、
普段から適正な手続きをしていれば問題なく終了します。
むしろ良い機会と捉えて、手続きを確認していただければと思います。