第13次労働災害防止計画(2018/4/20)
平成30年2月28日、第13次労働災害防止計画が策定されました。
労働災害防止計画とは労働災害を減少させるために国が重点的に取り組む事項を定めた中期計画で、
第13次労働災害防止計画は、2018年4月から2023年3月までの5年間の計画です。
大枠としては、第12次労働災害防止計画を継続しているように感じました。
少し目を引いたのは、
・過労死等の防止等の労働者の健康確保対策の推進
・就業構造の変化及び働き方の多様化に対応した対策の推進
・疾病を抱える労働者の健康確保対策の推進
といった、大きな項目の中で、
副業・兼業、テレワークへの対応、
高年齢労働者、非正規雇用労働者、外国人労働者等の労働災害の防止、
治療と職業生活の両立支援など、
多様な働き方や多様な労働者に対する施策が入ってきたことでした。
少子高齢化社会による労働力不足を補うためにも、
企業でもこのような配慮が必要になるということだと思います。